2001年フライ日記                 

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画像が多いので表示までしばらくかかります。

2001 晩秋「鮒釣り」
11月の終りというのに風もなく暑いぐらいの陽気でした。 久々に岳と釣りに行く。 さすがに家の下の池のバスはもうきつい水温。 ではと、鮒釣りに行くことにしました。僕が小学生の頃は、近所の用水池、川、どこでも釣れたものだが、現在では田舎といえど場所は限られてしまいます。自宅から車で20分、仕掛けを作り、ミミズを付けて釣り開始。
が・・・・なかなか当たりが無い。うーむどうしたことか? と、思い気や、岳の玉ウキが水中に持って行かれる。「竿上げろ〜」「釣れたよー」「手前に寄せて〜」父子が全く同レベルとなる瞬間。 釣り最大の醍醐味かもね
釣り上げてみれば、ヒレピン(当たり前?)のマブナです。僕も久々に見るつぶらな眼に見入ってしまいました。岳もフナを釣るのは初めて、「銀ピカだね」と喜んでいました。この後3時間程場所を変えて粘ったのですが、釣果は岳のみ、親父惨敗でした。 夕方近くには「ぼ」の使者、マガモ君たちのご来訪。 カワセミも見たし、帰りに2人で食べたしょつぱいラーメンもおいしかったし、穏やかなないい秋の一日を過ごしました。 たまにはこういうのもいいですね。
2001 9月最終
今期の釣りもこれで最終となりました。毎期思い起こすと、色んなことが思い浮かびます。一度として同じ条件ですることの無きこの渓流つりという遊び、まだまだ飽きることなく自分を楽しませてくれそうです。多分、足腰立たなくなるか目が見えなくなるまでは、この煩悩から解放されることはないでしょう。又年月を重ねて行くに従い、川とそれを取り巻く環境にだんだんと目が行く様になって来ました。余裕が出来たとも言えないのですが、今年はマムシを8回程見たのもその影響でしょうか。悲しむべき最大の事実は、魚は確実に減って来ているということです。
この川は春先と最終近く必ず来る川です。自宅から片道100キロ、早朝自宅発で一時間半というところです。いつ来ても水量が多く、川幅の割には遡行が楽ではないのですが、魚影の濃さは沿岸で3本の指に入るでしょう。最終ということで自然と気合が入ってしまう。なんとか悪くない結果を出したいものです。しかしこの時期まで残る魚は百選練磨、出ては来るもののなかなかです。早すぎるくらいの魚が8割、じっくり見て見切っていく魚が2割、その時々で合わせのタイミングが違うので大変です。どちらも殆ど食い込みしない、相当旨く流さないとしっかり咥えてくれません、しかし平日の助けを借り、じっくり8時間釣り上がり、出た数は三桁、その何分の一かを手中にすることができた。
型こそ出せなかったが(下手なのでいいサイズ多数ばらし)最終の釣りとしては満足です。3番目の画像の魚は大分黒っぽくなっていますが、成魚放流物ではありませんよ。ちょつとした小さなポイントの石の下から出て来たので「居付き」だと思います。ここのヤマメのは側線の朱が赤々として体色が黄色がかり、尾びれの付け根が太いのが特徴的です。 さあ今年の釣りも終わりました。毎年ちょつと残念な気持ちと、憑き物が落ちた様なほっとした気持ちが混在する、妙な気持ちがこみ上げてきます。「私は川の虜だ・・・」マクリーンの川より
2001 9月 楽しみの釣り
日曜の休日近場で楽しみましょうということで、いつもの弦馬さん会長と東白河の里川を楽しんで来ました。この時期やっと魚の釣れる状態まで水温が戻った里川、元よりいい釣りが出来るとは考えていない。今日のメインは入道温泉での宴会と鉱泉の湯です。おりしも台風の余波、夜明けに到着してみれば川は増水でモーニングカフェオレ。気を取り直して移動。どうにか釣りになる小河川を見つけて入渓、とりあえずお昼まで時間たっぷりです。釣りでもするか?といった雰囲気ですが、川に入れば一投目より反応がある、とすると、やっぱり釣り人、しっかり1時まで川を変えながらの釣りです。結構まじめしてしまいました。
つり終わりの頃は台風の驟雨と言うべき降り方となり、高気温高湿度で3人とも汗だくです。さあっ、 風呂、飯、そしてビールビール。 ミナボーズは釣り始めて40分ほどで解散となったことは書いておきます。魚の画像が無いのは僕を除いた2人がデジカメを持って来なくて、僕が僕の釣れた分を撮らなかっただけです。 つまり本日の大物賞は川野さんの20センチぐらいということだったわけです。
入道温泉に到着。そんなに山中でもないのですが、雰囲気は山中の一軒屋風です。道路を川に挟んでの立地の為、車の音が殆どしないのには好感が持てます。小奇麗ないい温泉宿ですね。日帰り休憩で11時から4時半までで一人2000円、おつまみ、食事も作ってくれます。品数もこの手の所としては充分ですね。今度はばあちやんと家族を連れて行くつもりです。
ちなみに僕たち3人で飲み食いしたのは、イカ焼き、地鶏から揚げ、フライポテト、ざるそば3人前、うどん2人前、ビール5本、・・・・・後は記憶に無い・・・・・・〆て風呂代込みで3人で14000円、たまにはいいかなこういうのも。上のまむし君は食べませんでした。ちと怒って体を横に膨らませているのですよ。しかし今年はまむしを大量に見ました、殆ど釣りに行く度でしたね。 僕はゆっくり昼寝したかった(?)のですが、このメンバーが揃うとどしても心霊話に花が咲くのです。こぇぇぇぇです。けど、嫌いでなかったりして・・・・・・。宿を時間一杯までに出る頃には、雨足も強くなりイブニングは望むべくも無くなり。ゆっくりとした一日に終わりを告げました。
2001 9月 夏の終わり
ここの所暫くイワナ主体の釣りが続く。 本来ならこの釣り前にも山形にてイワナの釣りを堪能する予定でしたが、仕事の都合でとうとう行けず仕舞い。 自宅より一時間のT川にての釣り。今年は7月までの渇水が響き、水がそこそこあり魚影のある川につり人が集中した。この川もその例の筆頭。ここ2-3年でこんなにつり人を見たのも初めてです。やはり北に延びる高速に伴い、自然と増えていくのでしょうね。 自分も高速のおかげで好きな寒河江川月山周辺までは2時間半で着く時代ですものね。
さすがに9月になれば、魚影多きこの川とて例外ではありません。 厳しいことは覚悟の上で身支度を済ませる。8月の低気温が幸いし例年よりは若干水量は確保されています。
釣り始めの地点より30分ほどは殆ど反応がなく、こんな筈では?の疑問が頭をよぎり。フライを替えること4-5回、サイズを18番まで落とし、ティペットを7Xまで変えたあたりの地点でようやく反応が出始めた。相変わらずスレてはいるものの、小さなサイズは完全に魚体を空中に舞い上がらせてのライズ。フッキングするわけがない。散々魚に遊ばれた挙句。通常なら3時間程度で終わってしまう区間を4時間かけて釣り上がり、上記サイズを数匹という結果。魚体の大きさの割りに一気に石の下に潜ろうと浅い川床を突っ走るファイトは相変わらずです。 やはりこの川はキッチリドリフト、ストーキング、のお勉強の見本の様な川です。帰りがけに支流を一時間ほど釣ってみましたが、箱眼鏡除き魚突き兼投網にやられたらしく全くの無反応、密漁でも、ルール違反でもないが、釣り人が楽しむ区間とは分けて欲しい気がします。釣りでは根こそぎに魚は居なくなりませんからね。
2001 8/17-18 憧憬の渓
秋田県岩見川水系三内川に遠征、秋田道錦秋湖SAでNsinkさん、TroutWaterさんと早朝待ち合わせ、当初和賀川水系を予定していたが、さすがお盆で相当の入渓者があった様で、さらに秋田道を一時間岩見川に到着。この川、来るのは始めてですが、過去色々な釣友よりその渓の美しさ、釣果を聞いて、いつしか自分の中の憧れの川となっていました。着いてダム上の林道を車で駆け上がる頃には、噂に違わない美渓です。水の透明度がかなり高く、渓石の緑色を映したその色は例えようない色。堰堤も殆どなく、蛇行して流れるその姿は、正に東北の美渓と称される価値に充分。この様ないい川にめぐり合えたとき、渓流の釣りをしていて良かったとつくづく感謝の念が湧いてきます。
キャンプ場で軽く朝食を済ませ、3台の車を連ねて林道を上流部に走り、林道崩落後より徒歩で500Mほど上がり入渓したのは10時過ぎ、さすがにここまで来ると川幅は狭くなり源流の相を程して来ている。前年同場所でNsinkさんは熊と遭遇しているが、見ていない他の3人は「ふーん」という感じだが、場所が場所だけに笛、鈴を鳴らしながらの遡行です。4人交代で竿を出すが、ここと思ったノーマルな場所から良型のイワナがフライを咥える。けしてスレていないわけではないが、ここと思った場所から素直に出てくるのは清冽な水と渓の雰囲気にぴったりです。一時間程度経ち、突然反応が無くなる、僕が先行していたが、50Mほど上がっても反応が無いのでNsinkさんに交代、Nsinkさんが良型のイワナをバラした慎重に上がっていた時、前から3番目に居たTroutWaterさんの「熊、熊」という声、指差す方向を見ると、僕は見えなかったが熊が上流より下って来て、じーっとこっちを見ていたらしい。僕以外の3人はしっかり見ていたのだ。
大きさからしても立派な成獣、早速4人で笛ピービー、鈴リンリン、釣りは終わり。林道に上がってからも気持ち悪いことしきり、原因は? 林道にバイクがガンガン走っていた位なので安心したのと、釣れなくなって慎重になり、笛、鈴を鳴らすのを怠り、川の音で4人の気配が消えたことだろうと思います。 あとはあちらの気分次第ですが、人音に馴れた個体だと思われます。  もうテン場に戻れば早速宴会、僕は昼間から飲みすぎで、水に当たったらしく8時就寝。良くテント建てられたなーと今になって感心してます。反省。 翌日は同行の川野さんと熊を避け、下流部の支流で3時間ほどヤマメに遊んで貰いました。下流部でも渓相の美しさは抜群です。6月の盛期に下流部でせいせいと竿を振ってみたいものです。 お昼に4人が合流し、一路日本海沿岸を南下、右手に光る日本海を見ながらの移動は単調ですが、まあこれも旅趣の一部ですね。山形は左沢の出羽屋で山菜蕎麦の遅い昼夕食、翌日は山形を釣るNsinkさんTroutWaterさんと別れを告げた。さあシーズンも残りあと少し、そろそろラストスパートに入りますか。
2001 7/28 一匹て゜十二分
桧枝岐の小渓流、キャンプのついでにちょいと釣り。 子供たちを水遊びポイントに置き、おやじ2人が釣りあがり。時間は2時頃全くの晴天、しかし渓には涼風が吹き渡り、釣り上がれど汗ひとつ出ない。 Nsinkさんとの釣りも一月振り、相変わらず良いテンポで釣り上がっていくが、さすが激戦区姿こそ見え、一歩踏み出せば走られるが、日中もあいまり、フライを咥えてくれる魚がなかなかいない。2人であーだのこーだのjokeを飛ばし、ポイントを譲り合いながらの釣り。今日はこれでいい。
2時間ちょつとの釣りの予定だったが、最終地点に先行のFFが居たためそこで終了。小さいながらも完璧にネイティブの岩魚を一尾釣り上げただけだったが、入渓地点に戻れば子供たちの満面の笑み、これが一番の釣果となりました。 あまりにも小さくて、暑くて、アップしなかった前回の釣りから10日、久し振りの釣りでした。
2001 7/9
夜半家を出て、のんびり一時間かけて川に到着。5時半まで爆睡。木立が覆うこの川の林道、初夏の太陽の暑さは全く感じない。自家製のサンドイッチで朝食を済ませ。林道をこれまたのんびり歩いてから入渓。この道、平日はまず車を見ない。今日は釣り終わるまでとうとう一台も通過なし。どーなってんの?気温もさほど高くなく、湿度も低い。今日も快適です。源流近く、殆ど、山の高度と川が平行になり、まさに藪と言うべき場所まで釣り上がり納竿。いいサイズこそ出なかったが、自分の精神を開放するのに充分な午前中でした。
そろそろ、夏ヤマメの季節。ここ2度ほど岩魚が続いたので、山女が釣りたいですね。次は一時間ちょつと走って、夏山女に会いに行こうと思う。 又合わせを早くしなくては・・・・・。
2001 7/3 夏雲に岩魚湧く
今日は早起き、4時起床。服装を夏支度に着替えた、近場の場合、殆ど着替えて、タックルを全てセットしていくのが餌屋さんからの習慣になっています。チノパンにネオプレンスパッツ、沢登り用の軽いシューズ、夏はこれに限ります。7月から禁漁までは、このスタイルです。いざとなったら泳げますしね。途中セルフスタンドで給油し、6時半には川の人となる。平日相まって、鮎が解禁したばかり、この川も、釣り終わりまで、一台の車も人もなし。そう、この川は鮎が解禁になってからいつも来る川。渓流の釣りを始めて16年、釣り方は変わっても、これも又習慣となっています。渓相は、両岸とも木立が覆い、日差しを遮り、やや暗い。が、真夏でも涼しく釣り上がることができます。水量も年間を通してほぼ変わらず、安定しています。下流部は、早春からヤマメが楽しませてくれます。上流域は岩魚のみ。型こそ、そこそこですが、魚影はかなり濃いものです。
釣り始めて暫くは、あまり反応が良くありません、ここ特有の吸い込む様な就餌もあまりなく、小型が少々と言った所です。釣り始めの区間は割りと、餌、フライ、とも多く入り、若干スレ気味です。 さらに釣り上がり、この川の源流域にさしかかる、2つ目の橋を過ぎたあたりから、魚影の濃さは変わりませんが大場所で、場所に似合ったサイズが出てきました。 28センチ。この川でここまで育つには、おそらく4-5年の歳月を経たと思われる風貌です。中通り、会津地区、などに比べると、沿岸の岩魚が尺近くになるには、4-5年かかると言われているだけに、このサイズは嬉しい。早速撮影し、ストマックしてみると、明緑色のカメ虫がゴロゴロ。臭くないのかい? と魚に聞きたくなりますね、その他は、甲虫、カディスラーバ、オニチョロ、などなど。何を使っても釣れる胃内状況です。
の川でこのサイズが、思ったとおりのポイントにフライを落とし、思った通りに出てくる。もうそれだけで十分楽しい気分です。空は青いし、鳥のさえずりは途切れることなく響き渡り、沢音は心地よく空間を流れ、水は澄み渡っている。 なんのストレスも緊張感もなく、自然に集中力も持続していく。12時半に納竿し、林道を一人のんびり歩き、入渓点まで戻ったが、疲労が逆に心地良い。思うに自分にとって今シーズン最も心地よい釣り。さあて、禁漁まで半分を切ってしまった。もっといい釣りできるかな・・・・・? ここから先は、毎年あと10日弱の釣行しかできない、魚を釣るだけでない、思い出作りのため、一回毎の釣行を大切にして行きたい。
2001 6/27 ホームリバー
朝4時には川の人となるはずが、起きてみれば、日も高く昇った7時。 もうまずい時間とは承知の上川へと向かう。着いてみると水量の少なさにびっくり。解禁当初より少ない。上の貯水池が放水していない様です。今更他の川に移動もできず、人もいないので、ぼ はないだろう、と入渓。 魚の姿は確認できるが、高水温と渇水のせいで、神経質そのものです。でなければ全くフライに反応しないか、のどちらかです。 水が動いてない所はまずだめ。瀬のかなり早く流れている、沈み石で多少の反応があるのみ。都市部より近いこの川。大分抜かれた感もあります。 暫く釣り上がると、新子ヤマメがうようよ。フライサイズを上げ、釣らない様にしようとしましたが、釣れてしまいます。参った参った。9時近くなると、晴れ間が見え始め、猛烈な湿度と気温の上昇。暑さにまだ馴れていない体には応えます。 足早に良いポイントだけを叩き上がり、終わりの堰堤に着いたのが12時。もう暑くてたまりません。堰堤もそうそうに切り上げ一路帰路に着きました。帰りの林道歩きは喉カラカラです。車に着くやいなや、速攻で着替え、自販機まで一直線。500CCボトルを一気飲みです。あと自宅まで15分、帰宅後のビールはパラダイスに来たと思えるほど旨かったー。早起きできなかったツケを全身の汗で支払って来た半日でした。まっ小さいけどそこそこ釣れたので一安心ですか、やっぱり、この時期は早朝でないと厳しいです。だってこの川標高10メートルないでしょ。多分。
2001 6/16 源流は遥か
前日夜12時出発、千葉の川野さんとの山形源流地帯への釣行となった。道行の本流は泥濁り、がしかし、支流はクリア。これは本流差しの大物が期待できる? 朝5時に入渓地点到着。水量はベストの状態。そそくさと着替えを済ませ、コンビニで買ったおにぎりを頬張る、と、わらび園の向こうから人が来る。朝の挨拶をし、先ず、「熊大丈夫ですかねー」と聞くと、まず大丈夫だろうとのことで一安心。いろいろ話をして最後に入漁券を購入。漁協の監視のおやじさんでした。 さあ行くぞと、出発、しかし恐い。いつ熊さん出てきても不思議でない雰囲気が漂う。 交代で釣り上がるが、休んでいる方も気が抜けない渓です。
水温、水量、状態、全て問題なし、しかし、魚の反応が少なすぎる、渓相から見ても魚がいない筈がない。 我慢して、2人で首を傾げつつ、釣り上がる。 と、ようやく川野さんが小型の岩魚をヒット(年の功)、川野さんは、終わりまでに4つの岩魚を釣り上げた。僕は2つバラシの川野さんがここで見たことないというヤマメを捕る。こんなとこまで来て法流する奴も居ないとのことからネイティブか? ちょつとヒレが割れているが、ここの魚皆そうなのです。何故? 以前数回ここを訪れている川野さんに言わせれば、こんなに魚いなくて、見えないのも信じられない。
型も小さすぎるとのこと、確かに川を歩いて行って時折走る岩魚も小型ばかり、人が入った形跡が殆ど無いのに、ここぞ、という場所に魚がいないのは参りました。うーんどうしたものか、5時間ほど釣り上がり、この川を断念。戻ることにした。川通しにしか戻れない川なので、一時間半、途中休憩2回で入渓点に辿り着く、歩いたー。
その後2人で釣れない理由をあーだら、こーだら、並べてみたが、結論は見出せない。魚の気持ちがわかんなくなっちまいました。場所を移動し、昼酒、ビールが身に染みる。あっという間に2リットルがからっぽで一丁上がり。でも今日は ぼ でなくて良かった。その後又移動、もう一つのお目当ての沢に行くが、ななななんと、2日前の雨で、すっぱりと林道が山崩れで無くなっていました。仕方なく下流域で30分ほどやって見ましたが、ここも無反応。参った。日も落ちて来て。今夜の宿となる国民宿舎に向かう。泊まれるだろう、が大間違い。予約で一杯。フロントで紹介して頂いた民宿へ向かうと心良くOK。 夕食までの間、一献傾ける、川野さん持参のうまいワインが五臓六腑に染み渡る。しかしいい釣りは出来なかったが、ここ荒川周辺の渓相は抜群です。景色も最高。さて夕食、呼ばれて食堂に行って見れば、福島から来た4人組の釣り士が同席。つり方に違いはあれど、盛り上がらない訳がない。いつのまにか6人の宴会となり、大騒ぎ、僕らもお銚子4本、ビール2本はあっという間でした。山菜料理もおいしくて量もたっぷりです。翌朝の朝食もたっぷりでおいしかったー。酒も格安、部屋も綺麗、トイレ、風呂場も綺麗、これで6000円は安い! 宣伝。
0238-67-2423 です。 白い森のキャンプ場もすごくいいです。なんといってもサイト脇が荒川本流の開豁そのものの流れです。どっちも又行きたい。 部屋に戻ればバタンQ 僕は珍しく記憶の一部が欠けてました。顎が痛くなるほど笑った今日の最後でした。
2001 6/17 釣れないけどいい旅
翌朝はゆっくり起き、たっぷりの朝食を済ませ、本日の作戦会議、この水域はどこへ行っても変わらないとの予測から、思い切って水系を変更することにした。先ず、月布川に移動、小国から一時間半、適当な所を見つけ入渓し、2時間ほどやって見たがここもダメ。時折魚が見にくるだけで、口を使うまではしようとしない。では、と、寒河江川に又30分の移動、途中橋の上で記念撮影をしていた若いFFに状況を聞くと、昨日2時からはハッチとライズがありかなり釣れたとのこと。時間は一時半、突然ニンマリ。早速入漁券を買い、入渓する。4時まで頑張ったが、全く反応も、ハッチもライズも無し。またまた参った。 しかしここにくるまでの梅雨の晴れ間の朝日連峰は絶景でしたよー。 これも釣り旅の楽しみの一つですね。
川野さんと又作戦会議、このままここでイブニングを待つか? 川野さんが以前3回ほどめちゃ釣れた川へ行くか? 帰りも楽なことから、後者に決定。昼食もまだだったので、途中間沢の出羽屋に寄る。僕もここは5年振り。そば好きの川野さんに絶品の月山蕎麦を食べて貰いたかったのです。画像を見れば一目瞭然、これで2人前の量です。鍋につゆを張ったところに山菜が入っていて、茹で上げて晒したそばを入れて温めて食すのですが、山菜の量が尋常でありません。なべ底までギッチリ入っています。そばもおいしい。つゆもおいしい。これで1人前千円です。信じられます? ここ出羽屋は紛れも無く日本一の山菜料理旅館です。いつ行っても期待を裏切りません。来年は仲間内でいい季節にお泊りオフをやりたいものです。
またまたビールなんか飲んじゃっていい気分。昨日から山菜料理のオンパレードで胃腸もすこぶる健康です。2日酔いもなし、なんのこっちゃ、何しにきてんだかー。おやじ2人の気ままないい休日でーす。満腹後、目的の川へ到着。残り時間は一時間半。が、ここも同様、反応なし。魚には振られた2日だったが、心身ともに最高にリラックスしたのは言うまでもありません。帰路はのんびり、通常高速2時間半で着くのですが、さすがに疲れも相まって12時にいわき着。今度行くときのための目安もばっちり出来たし。川野さんとの釣りはもちろん楽しいし。是非又ご一緒くださいね。こんどは鬼の様に釣れるかも? ははは、これだから釣り士は懲りないって言われるんだね。
2001 6/11-12 「モンカゲの日」と水無川
早めに仕事を終わらせ(意図的)、川の人となったのが、午後5時半、風が強く、体感温度も相当低い。もう一枚着ようか?とも思ったが、イブニングのみに賭ける気合が排除した。 僕の他にも、6名ほどのFFが来る途中居た、着替えの最中も3台ほど車が上に行く。気持ちがあせる。先ず、下から瀬を釣り上がるが無反応、すぐに堰堤下に到着。あたりはすでに暗くなり始めている。流しはじめると、小さなライズが、よし頂き! とばかりに慎重にキヤストを繰り返すがなかなか出ない。フライを5-6度替え、テイペットを長くし、そんなことをしているうちに、モンカゲのハッチがちらほら始まった、同時にそこらじゅうで、ライズが始まる。バシャッ、ガボン、うわー今度は出過ぎです。 とりあえず付いていた、フライで打っていくが、出るが完全に見切られる。ではと、モンカゲの10番にスイッチ、最初の魚は5Xでバラシてしまった。手元に残る重量感で、いやが応にも、心臓バクバクです。こんな気持ち久し振り。もう一つバラシ。くーっヘタクソ、自分を呪う。しかし、さすがに大量のつり人に教育された岩魚、そう簡単には相手にしてくれない。
一匹目を釣り上げる、28センチくらいのサイズだか゛、丸々と太って、モンカゲで腹がパンパン、ふぐみたいだ。重いこと、引くこと、863/4の竿がバットから折れ曲がる。ランディングして、あれ? デジカメ忘れたことに気づいた。取りに行こうか? ええーい時間がもったいない。と釣り続行。数尾を追加し、堰堤の階段を駆け上がる。デジカメを取り、すぐ次へ、今度も下から瀬を釣っていった、何尾か開き、おち際からキャツチし、又堰堤下、ここでは小型をキャツチ。又次と堰堤の階段をドスドス駆け上がる。
時間的にもう瀬を釣っているのは無理。堰堤下に慎重に接近。 ここでは、フライをスイッチ、ソラックス12番の太めのアダムスパターン、釣りあがり用で、深みから、数尾の魚を引っ張り出す。流れに乗ってしまうと、サイズはそこそこだが、かなり大変。とうとうフライが見えなくなり時計を見れば7時50分。 明日のことを考え9時に就寝。快眠できたのは言うまでもない
翌朝4時起床。もう5台ほどが上に走って行った。平日なのにやっぱり超人気河川だなー、沿岸とは違う。気温はかなり低いが、風は微風、軽く朝食を済ませ、川に下りる。のんびりと瀬をつり上がるが、全く反応なし、堰堤下でも同様。 おまけに書く堰堤下には餌釣りが鎮座し興醒め。先に水温が上がってくる下流域に移動し、1キロほど釣り上がるが、2度ほど反応があっただけ、10時に一時納竿。 今日のもう一つの目的地である水無川へ一時間半の移動、ほぼ12年振りです。
着いて見て、先ず第一の感想としては、その名通り水が無い、過去に来た時と比べて、川の中の藪の面積が3倍以上になった気がする。水量が少ないせいかと、良くと見たが、そうではない様な気がする。腐ってばかりでも仕方ないので、とりあえず支度し一時間ほどやってみたが、魚影は認められるが、高水温で殆ど反応してくれない。なによりも藪が凄すぎる。雨蛙が釣れた所で、これも又興醒め、さっさと納竿、バーボンをグビりとやり、2時間昼寝して帰宅した。この川は来春早期又来て見ようと思う。
 リリースはしたけど・・・(^^;;
2001 6/6 近所の川
昨日かなりの雨が降り、なかなかの好条件と思い出かけた、川の人となったのは10時、抜群に美しい渓相と、水量を見て、やった! と思ったが意に反して、急激な雨で水温が下がり、動きが悪く、出方も激シブ、ようやく3尾をかけて、一尾捕ることができた。 途中集中力を欠き、漫然とした釣りになってしまった。NEWロッドを入魂しようと思ったのですが、ネーム入れてエポキシでコーティングしたため乾燥が間に合いませんでした。 2時間で切り上げ、ラーメン食べて帰宅。魚の朱色がやけにまぶしく感じた日でした。
2001 6/3 「笑顔溢れ、笑い声がこだます渓」 その1
ミナボーズ全員集合。今日は高瀬川にやって来た。日曜なので早朝3時に待ち合わせ、5時より入渓、一日をゆっくりのんびり楽しむための早起きです。 弦馬さんは今後仕事が忙しくなってしまうので、これが今年の最終釣行となってしまうかもしれない。川野さんも毎回千葉から遠路来てくれる。今日は楽しんで貰おう、釣る技術と楽しむ技術が比例した2人のことです。心配は無用ですけどね。
渓は平水より15-20cmの渇水でシビアなことは覚悟の上、慎重なアプローチが要求されます。最初は魚が出てもなかなか合わない二人でしたが、要領を得て、魚の顔を拝めばリラックスモード、3人でガハハハと笑いながら釣り上がっていく。気温も暑くなく寒くなく、鳥はさえずり、水はあくまでもクリア、石灰岩の巨岩がそれにさらに清爽とした彩りを添え、緑は盛夏を待つ。
3人で交互に釣りあがれば、どこからともなくイワナ、ヤマメ、が飛び出してくる。一歩踏み出すと、魚が走る。釣り終わりまでの距離はそう長くないのですが、自然と皆慎重になって行きます。渓と魚、人の間合いが一致し、魚が水を割って手元に飛び出す。まさにこの場所はフライフイッシングのために、ドライフライのためにある渓です。いつ来てもパーフェクトな美しさ。そして魚影の濃さ。
2001 6/3 その2
行程も3分の一を過ぎる頃には皆数尾の魚をキャツチし上機嫌、雰囲気も相まって、気分も高揚する。一喜一憂、だれが釣り上げても、誰が外しても、嬉しいし、悔しい、これだから、気遣い無用の仲間との釣りはやめられません。 下の魚長さこそ、大したことはないのですが、この体形を見て下さい。ノルウェー産塩サバ体形です。みんなコロコロです。いかにここの魚が健康体か、ファイト自体も、とてもサイズで語れないものがあります。この画像では分かりませんが、もちろん魚体の美しさは抜群です。
今日は何故かみんな仲良く? 使っている竿が同じ、フライのみ各人違うだけ。最初の場所の行程を終え、車道を歩き車に戻り、ビールで釣果に乾杯!! ほろ酔いを醒まし、今度は支流に案内する。狭い渓なので、僕は遠慮し朝寝?しながら2人の帰りを待つ。1時間爆睡。その後2人とも又釣果に恵まれ、ニコニコしながら戻って来た。ミナボーズ解散か・・・・・・。
「オヤジがオヤジを撮っていて、それを又オヤジが撮る」図です。こーんなことして遊んでます。真ん中の画像は今日のランチ、本ずわいの茹で+焼き蟹、子袋、縞腸、鴨照り焼き、そしてギュータン、全部違う味付けにしました。仕事させていただきやしたぜっ! かに男くんの本領を発揮しました。顔の横にあるのは、ゴミではありません、これも立派なヤマメです。尺予備軍ですか?
いい加減酔っ払い、たらふく食べ、尽きぬ話で、大笑い。渓の雰囲気に似合わぬ3人が記念撮影パチリ。 さっ!次は温泉じゃーとばかりにサッサと撤収。一路楢葉町天神岬温泉へとGO、今日の疲れを断崖から眺める太平洋を眼下に充分に癒し温まる。ごっくらっくー。
温泉を後にし帰路に付く、川野さんは殆ど寝ていないので白河夜船。僕も相当眠かったが、最終目的地である、ラーメン屋に到着、僕と弦馬さんは、トンコツラーメン替え玉付き、川野さんはミソラーメンをすする。宴会→温泉→ラーメン、これもまずい訳がない。なんか食ってばっかしかな? でもうまいんだもーん。 ほんとに楽しい一日でした。先ず渓と、遊んでくれた魚に感謝、そしてその同じ時間を自分同様に楽しみ、喜びを分かち合える仲間に感謝。再会を期し、名残惜しくなく別れを告げた。又、必ず会えるから。
2001 5/25寒河江川 その1
前日夜9時に家を出た、なんと、家から15分のところでウェーダーとシューズを忘れたことに気づきあわてて戻る。準備万端と思っているといつもなにか大切なものが抜けている。遠征の際は、走り始めてから30分は頭のなかで装備チェツクをしながら走る習慣がついていてラッキーでした。のんびり走りながら1時半に山の家着、入漁券を購入し川をライトですかしてみれば水量の多いこと、一昨日降った雨が残雪を大量に溶かした様です。これは厳しいぞ、いままで5年全く同日に来ていますが、こんなに水量の多いのは始めてです。明るくなるまでもう少し。早めに床につきました。翌日はまずまずの天気、やや曇天ですが、雪代の出始める時間が遅くなるためチャンス。4時に起き、着替え始めると、すっかり明るくなる、上島橋の対岸よりウェーディング、山の家の前の階段からはとても水量多く通せないです。暫く瀬尻、緩流帯を流してみましたが全く無反応。これは山の家下のプールしかないと思い川を通す。幸いに平日でプールには誰もいない、このプールは誰でも釣れる、釣堀みたいでいやだ、と言ってバカにする人もたくさんいますが、ここまで来て ぼ はいや!! 着いて水温を計ってみるとなんと5.5度以上上がらない、岸際の殆ど止まっている所ですらこんな有様。気を取り直しキャスト開始、ここに魚がいないはずがない。時間は5時、大きめのフライで反応を見ると、何度か見に来る。がしかし、フライをとっかえひっかえしてもライズしない。うーんマイッタ、では、とルースニング開始。こちらも5度フライを変えたところであきらめた。6時を過ぎる当たりから、散発的なライズが始まった。水面をよく観察すると、10分おきくらいにハッチがある、18-19番のタンカラーのユスリカらしい、では、とフライをサイズ合わせて、同色のCDCダンにスイッチ、見にくる回数が増えたがこれもライズなし。

またスイッチ、18番のナチュラルエルクのウイング、グリーンボディ、シャツクはジーロンの茶色、のXカディスです。沿岸のスレスレヤマメのライズを取る時にしか使わないフライです。まさか!! これが大当たり、まず尺サイズのニジマス(ヒレピン)が2本、その後、40センチはあろうかと思われるイワナを痛恨のバラシ、食ったとたんに石の陰に走られ、5Xがプッン。あったまいいーです。さすがにここまで大きくなるのは学習してます。しばし感嘆してしまいました。ニジマスもC&R区間設定開始の2年目くらいまでは、パラシュート、ビーズヘッド、などでイージーに捕れたのが、条件もあいまって、まさにセレクティブ。おもしろぇーです。
そのごライズを狙い、岩魚12ほどを追加、あーあと2日酒飲めるぞー(^^;;
8時すぎまでプールで粘った。水温のせいで大きな魚はまだ動かないらしく、尺以上のサイズは捕れなかったが大満足です。9時を過ぎさすがに渋くなって来たため、移動開始、田代さんポイントで一匹追加すると護岸の上から手を振る方がいた。あられさんの山形のお友達 雑魚(ざっこ)さんです。 時折メールでお話していたので、いつもの如く全く違和感なし、固い握手の挨拶を交わし、川端でビールをゴチになり、よもやま話。 水が多すぎて条件悪いとわかっていても、やっぱりつり人、竿を出したくなります。では、と早速雑魚さん着替えて2人でプールに再入渓。午後は用事があるので帰らなくてはとのことなので、一時間ばかりご一緒させて頂きました。僕はさらに一匹小さいのを追加しました。
ニジマス2
ヤマメ  1
イワナ  14
竿 アルトモア8634 16800円なり
リールイナガキテュフオン19800円なり
ライン ヤマメ4番
リーダー、テイペット 18FT5X 5X
でかいのが出るので5X以下には下げられないのがここのつらいところです。7Xでも捕れないことはないのですが、時間がかかりすぎて蘇生がかなり難しくなります。ご注意を。盛期は4X使用をお勧めします。ちなみに3Xでもブチ切られたことがあります。年々魚はシビアになってきていますが、絶対量が他の川と格段に違うので、工夫すればなんとかなると思います。又色々な批判も耳にしますが、まだC&Rは始まったばかり、この先10年後をどうして行くかを語りたいと考えます。
寒河江川 5/25 その2
釣りを終えて、車に戻るとなにやら伝言が挟まっている。じゅんさんからです。橋の上に入っているという。歩いて近くまで行くと川から上がってきた。またまた男同士の固い握手。釣果を聞くと、見にくるが、乗らないとのこと。今は条件良くないのでテン場に行って、昼飯食べて、イブニングで勝負しようと提案。伝承館まで移動です。昼飯を食べながらまずビールで乾杯!! 出会いを喜び合いました。若いのですが、なかなかのアウトドアズマン、フイールドでの身のこなし、段取りはなかなかです。夕方までこれも又よもやま話に花が咲き、次々とプルタブを引いてしまった(^^;;。お互い朝が早かったのでしばし昼寝し、5時過ぎに採石場下のポイントに入る。山の家下プールには先客がいたのと、僕と雑魚さんがさんざんいじめちゃつたので、おそらく渋いだろうという予測です。
一番上の画像は雑魚さんです。
さてここの瀬尻の緩流を2人で流し始めました。すると始めて30分した位から時折ライズが始まりました。じゅんさんが見事イワナ、ヤマメ、ニジマス、寒河江の3目釣りを制覇し4匹ゲット。良かったねー。僕はここでは ぼ 。 じゅんさんの上手な釣りを見せて頂いた。ほんとに独学の割りには素直ないい釣り方をします。なによりも一生懸命やっています。これが一番ですねー。僕はちょつと酒が効いてて注意力散漫でした。と、言い訳(^^;;
ライズも止まり、テン場に帰り、夕食し2人だけの宴会、しかしかなり気温が下がって来て、厚着しても酒飲んでもがまんできない、明日の朝は土曜日、いいポイントに入るため早起きを約束して、8時に爆睡。
星に手が届きそうなくらいの晴天。明日もがんばるど。それなりにね。(^^)
2001 5/26 寒河江川 その1
朝4時に起きると、じゅんさんはまだ寝ている、おやじは朝早いのよーん。と、僕の車のとなりにせっちさんの車が止まっている。よっしゃとばかり2人を叩き起こす。ヤナおやじ。でも釣らせたい一心だったのね、勘弁してちょ。そそくさと朝食をすませ、せっちさんとも初対面だったのですが、挨拶もそこそこに早くプールに入れと送りだす。僕はおっとり刀で出動。車で走りふと見ると、プールには一人しかいない、どこに行ったのかな? あとで聞けば、彼らが行った時には4人いて、先日夕方のポイントに行ったとのこと、おじさんはそなことつゆ知らず。ラッキーとばかりにプールに入れば、去年と同じ地元山形の人。軽く会釈をし、状況を聞くと、小さいのが一匹との返答。 僕は彼より下流にポジションを取るが、昨日よりさらに厳しく、シブイ。僕が一匹イワナを釣ると、彼もその後4匹捕れた様です。天気は曇天でいまにも崩れそうな気配、雷が鳴りはじめ雨も落ちて来たし、
なんかもう充分。土曜なので人も増えて来た。テン場に戻りました。あーあ腹減ったしビールのみてー。

テン場に戻ると、すぐ2人が帰ってきた、なあんと じゅんさんは34センチのイワナを捕ってきたらしい、状況の飲み込みが早いので、浅い所を狙って捕れたらしい。おめでとさん。昨夜は初日ということもあり風呂に入らず寝たので、車で20分離れた湯殿山ホテルで入浴、温泉の快感に一同あ゛ーーーーっと思わず声が出る。先に上がった僕はロビーで居眠りこきました。帰りは梵字川を見下ろす112号線からブナ林の新緑と残雪の絶景を楽しみ、大井沢の茂ェ門そばを食す。ここの板そばは、僕も10年ぶり、2人がこの地が初めてということで連れてきたが、やっぱしうめえっす。天ぷらも大盛りです。渓流釣りの3点セット、釣り、温泉、そば、を堪能した半日でした。
参考データ
湯殿山ホテル入浴料 400円
板そば大盛り 1000円
天ぷら(竹の子、こしあぶら、こごみ、ぜんまい、えび、きす、かぼちゃ、しめ)
700円 ほぼ2人前の量です。
5/26 寒河江川 その2
大満足でテン場に戻り、酒を飲みながらくつろいでいると、さいとうさん登場。遠路ご苦労さまでした。付き合いいいですよねー。再会を祝し、状況を話すと、早速釣り支度、タイイングセットまで持ち込む気合の入れ様です。んーなんか今日は違うどー。そんなことをしてたらこんどは あられさんが到着、よし沿岸オフ反省してない会メンバーが揃ったぞ。あとはそうめにすとのメンバーを待つばかり。
2人ともテン場近くで竿を出すが、全く魚が姿を見せず、どうにもならない様子。さいとうさんは夕方下に下り、イワナを釣り上げたと、喜びの表情で戻って来た。 日も暮れ始めた頃 雑魚さん率いる そうめにすとくらぶ の方々が到着、雑魚さん、秀さん、クロさん、ちぇるいさん の4人です。 さあー釣り士が揃って大宴会の始まりです。とめどなく酒を注ぎ、とめどなく笑い、とめどなく話しが続く、強風でタープが倒れそうになるがおかまいなし。ただの酔っ払い集団と化す。殆ど初対面同士の方達同士だが、同じ毛ばり釣り士。夜半過ぎまで宴会は続く。
2001 5/27 寒河江川、山形東部の里川
昨夜の大酒が響き皆朝が遅い、僕も最終日朝はちょつとまじめにやるか?と思っていましたが、起きたのが7時、日曜で人も多いからもーいーやー。あっ書き忘れた前日午後一匹イワナ追加しました。
皆さんさんごご起きてきてめいめいに朝食を取る、僕は釣り道具を積みすぎて、糧秣の準備をして来なかったさいとうさんと何故か朝から盛岡冷麺焼肉添え、朝からぜーたくだの、重いだのとの、羨望の視線?を受け。辛い辛いと食す。 寒河江川は来た日と同じ厳しい状況、変ったのは人の数がごまんと増えただけです。 早早と帰り支度を始め、山形県東部の里川で午前中一杯釣りをして、帰ることにしました。皆に再会の約束をして出発、この瞬間がいつも寂しいねー。3台連ねて国道を走る。時々さいとうさんまっすぐ走ってない、後で聞いたら二日酔いだったらしい。10時近くに到着、早速釣り開始、標高が低い川なので暑い。最初はアブラッパヤばかりだったが釣り上がり、石の多い区間にくるとようやく居付きのイワナが顔を出す。釣り終わりまで2時間ばかりの釣りだったが来春を期待させるに充分の感触を得た。雑魚さん、地元の方達と同様に大切に釣らさせて頂きます。その後3人で遅い昼食を取り、帰路に着いた。 雑魚さん、さいとうさん、じゅんさん、せっちさん、秀さん、ちぇるいさん、クロさん、みんなありがとうございました。又かならず川のほとりでお会いしましょう。そのときは又あたらしいお仲間との出会いを楽しみにして行きます。こんどは僕は料理ちゃんとしますからね。(^^)vまかせてっ!!

2001 5/21 好間川
今日は休日ですが、久々に朝だけの釣り。家から最も近いヤマメの川にやって来ました。2日前雷をともなった豪雨があった、少し状況が良くなっていればいいのですが。釣り始めてからすぐに反応がある、が、なかなか捕れない、どうも僕はここの魚とタイミングが昔からなかなか合わず、苦手意識が先に立つ、しかし連休を経た今、フライの見切り方のうまいこと、しばし感心。最初からCDCでも使いたい気分です。雨で水が動いたせいか、魚が付いている場所自体はごくノーマル。活性もなかなか、しかし食い込まない。あっ流し方がヘタなんだよね、納得。(^^;;
時間の間に2尾を捕り、気が付くと9時半、今日もかなり暑いです。そそくさと車に戻り、家路に着いた。あー今日は家での仕事が満杯。とうちやんはつらいよ。
 
ヒットフライ: CDCソラックス14番
        エルクヘアカディス12番
リーダー : 5X9ftぐらい、テイペット6X
ロッド: 竹竿733   
2001 5/18 T川
Nsinkさんと待ち合わせの場所へ急ぎ、付いて見ると、爆睡中、天気も良くからっとして湿度もそう高くないので、昼寝には最高。遠路埼玉から来ても、釣りだけでなく、余裕のスタイルを忘れない。酒と温泉もね(^^)。僕が昼食を作ろうとコンロで湯沸ししているとお目覚め。状況を聞いてみると、魚はいるがプレッシャーと飽食で芳しくなかった様子。軽くビールなどちびちびやりながら、よもやま話と自作ロッドやその他のロッドを振らして頂く。いつもながら発想の自由さと、研究熱心なのには敬服します。 どーれ高瀬で夜討ちと行きますか。
前回と同じく話が長引き、(でもこれがいいのですよ)ポイントに着いたのがあと30-40分でおしまいという時間、いいポイントだけを拾いさっさと釣り上がる。僕はここで先日完成したばかりの草野さんの竹竿を使うことにした。ここなら「う」や「は」は無いだろう。最初の一匹はいい魚釣りたいですからね。岩陰の開きで魚のシルエットが見えた、ニ投目でフッキングおおーいいファイト、下にぐんぐん持っていく。もしやと思ったらイワナ君、サイズの割にはナイスファイト。この後時間切れ。もはや真っ暗です。ガレ場をふうふう汗だくになりガレ場をよじ登る、Nsinkさんは身軽でひょいひょい、デブは大変。釣り終わるちょつと前から水生昆虫のスーパーハッチです。知ってるだけでも10種類以上。顔が痛いくらい飛んでいます。いい風景です。魚はライズしなかったけど、たぶん水中の餌だけで満腹なんでしょうね。
ヒットフライ: アダムスパラ18番
2001 5/18 M川
今日も晴天快晴、もはや沿岸は次に続く梅雨を差し置き初夏の陽気です。 久し振りにNsinkさんとの再会、未明1時に川で待ち合わせ、再会の祝杯がばがば(^^;; 。3時に就寝。起きた後、僕はNsinkさんに入渓地点まで案内し、かねてからお目当ての25キロ離れた川へと向かう。 10年振りに行くなつかしの川。ところが10年という歳月は恐ろしいもので、道路が新しくなり、山も伐採、川も護岸の用水路化、道は迷うし、川で釣りになる地点は渇水+泥濁り、「だめだ、こりゃ!(by長介)」んー困ったどうすべか? と地図を紐解くと、おっ一山超えればM川か、よっしゃとばかりにあと30キロの移動です。M川の満々と水を湛えるダムが見えた時は、おっ水あるじゃん。と、思ったのですが、いざ釣りになる区間が近づくと、げっ!水が動いてなーい。相馬方面の渇水はいわき周辺より凄い! 気を取り直し上流部まで2.5キロ程移動するとようやく水が流れている。水量は通常の半分から1/3という感じです。ここまで来て時間は10時半、よっしゃ!!とばかりに支度して。菓子パンを頬張り入渓、ん? 水温を計るとなんと15度、ショーック。今日も厳しい釣りになりそ。暫く釣り上がるがヤマメの反応は無し。記念すべき一匹目が大ウグイ、なんかいやな予感、もしかして「う」の日かな・・・さらに釣り上がるとようやく反応が出て来ました。すばらしい渓相なので、魚がいないはずはなく、渇水で隠れているだけなのでしょう。但し付場は瀬の終わり際ぎりぎり。なかなかツワモノです。
納竿は午後3時半、片手で足りました。しかし今日の釣りで面白かったのは、合わせが合ったというのではなく、全て合わせて捕れたという点です。こんな時もあるんだなー。イワナ君の顔も見れたし、僕にしては、この条件では上出来上出来。(^^)けど、暑かったあー。帰りの歩きで喉の渇きも限界、速攻で着替えて、自販機を探し、500cc缶2本の一気飲み、ビールが飲みたい!! と思いつつNsinkさんとの待ち合わせ場所に急ぐ。
ヒットフライ: ストーンカディス10番、夏場の万能フライ、よく浮き、良く見え、良く釣れます
2001 5/8
今日はUK川にやって来ました。 今沿岸の川は渇水がひどく(107,Y 振りの小雨らしい)普段でも水量が多く遡行が楽でないこの川のさらに一番水量の多い区間を選んでの釣行です。 朝8時に入渓いつも最初にやる区間です。水量は通常の半分程度。2時間かけてじっくり釣り上がるがヤマメは全く無反応。ちょつとルースニングも試すが同様。どうしたことか? やはり渇水と連休後のプレッシャーか? 実はこの川連休後くらいにやるのは始めてです。通常なら5月半ばより足しげく通う場所なのです。いつもなら、いわき周辺で充分肩ならししてからやってくるのですが、今年は渇水で釣りにならなかったのです。
この区間の終わりに近づくと何やら小魚が無数にいる。フライを思い切り小さくし釣り上げると鮎。いつもの年より放流がかなり早い。どうしたことか? 釣り終わって橋の上から見るとヤマメが鮎を追いかける姿が見える。
区間を変え又入渓、ここは必ず2-3匹取れる場所です。通常ならば。が、沈黙。 先ほどの地点もそうでしたがここも足跡が砂の上についてない所がない位にある。 一歩足を踏み出すと。ヤマメが数尾走る。通常の付場と全く違う所にいます。完全に魚が怯えている感じです。これじゃあ今日は無理か?いやな予感が走ります。 でも他の川に移動しても状況は好転しない。よっしや今日一日この川でやったる! と殆ど意地になり開き直った。 できるだけ釣りにくそうな竿抜けポイントを探してキャストを繰り返す。反応は相変わらず皆無。だんだん集中力が途切れてくるのが自分でもわかる。ようやく反応が出て来た区間に入った時間がすでに11時。しかし落ち込みの肩、沈み石、食い波、などでは殆どいない。 釣りの教科書読んで始まった方だったら参ってしまうだろな。砂場のゆるい流れの開きの終わり際、水深15-20センチの所に定位している。最もスレタ状態で居着く場所です。 最初の魚を捕らえたのが11時半、これはサイズの割りに立派な体高と幅でした。(一番下)デジカメではこの質感がわからないのが惜しいです。フライはストーンフライアダルト10番。今日くもの巣を見て、一番大きな虫だったフライです。(半分ヤケ)ここに来る前にも10回以上交換して来ましたが、このフライ、盛夏のここの瀬を流すのにはかなり実績あります。大きくて沈まず。半沈みでも魚が食い込んで来ます。この川は区間によっても使うフライがかなり変わってくる川で、そこが又面白い理由。色んなタイプの釣り方が出来ます。
その後もいいポイントだけに絞り駆け足の様に釣り上がりますが反応は相変わらず。人的プレッシャーはやっぱりすごい!! これだけ魚影濃き川でこれだけ出なくなっちゃうんですものね。平日多しのへぼ釣り士は楽してますね(^^)。2時過ぎより雨が少し落ちてきました。待望の価千金の雨です。 ようやく竿抜けしていたらしい区間に出くわしました。ここから1キロ位は10回程反応があり、4つ捕れた次第です。 ハッチサイズにフライを合わせた。ハッチは散発にシロタニガワがちらほら、最後は滅多に使わないCDCまで使用しました。この川では始めてかな? 普段メンド臭くてやらないマッチザハッチの釣りです。これもはまると面白いのですけどね。(^^;;
午後4時に納竿、帰りは国道歩き40分、今日は歩きすぎ、竿振り過ぎ、フライ変えすぎ、合わせ切れしすぎ(全部捕れたらつヌケ楽勝)、腹減りすぎ、頭使いすぎ、とすべて過ぎたる一日だった。この次は楽な所にしようっと。 でもたまにはいいかな、体重も減ったことだし。(^^;; こんな釣りは今年あと4-5回かな。 帰りはかなりの雨量となった、自然と顔がほころぶ。これで・・・・・。
2001 5/6 大倉川
ナボーズ裏磐梯0川に終結じゃなかった集結。 ごらんの通り、魚の画像がございません。 釣れたのは川野さんのみ。ヤマメ1、イワナ1、さすが会長、尊敬しますぜっ!てなわけで、前夜夜半にO川到着。けっこう寒い、河畔には暗くてよくわかりませんが、夕方降ったらしい雪? そんなことはおかまいなしのミナボーズ。早速椅子、テーブルを引っ張り出し宴会の始まり始まり。暖房は僕の究極アウトドアコンロ(弦馬さんの釣楽気分参照(手抜き(^^; ))。内側から暖まらねばとまずはドンペリに乾杯!! よもやま話が止まらない。あれよあれよ言うまに、バーボン一本、ワイン一本が空っぽ。気がつくと3時、釣りにきたんだよね。と気が付き、そそくさと寝る。一分で白河夜船となる。  翌朝はかなり眠かった、が、釣りに来たので6時半には起きました。しかし3時間弱であれだけ飲むと効く! 簡単に朝食をすませ着替えたがかなり・・・・
投げても投げても出てきませーん。キャスティングマシーンと化した3人。魚はいるが出て来ない。まだ全体的に魚が散っていないのと、連休のプレッシャーか? とにかく始めてから2時間半、僕の前に出て来たのは一匹だけ、それも全然やる気なし。 こんな状況ではこねくり回してやってみても意味なしと思い。場所変更。下流に行くが同様の状況。参ります。 気がつくとお昼。 飯でも食べて仕切り直し。(飯の状況はミナボーズHP参照、又手抜き) 昼食後再び釣り開始するが、ムギジュースのおかげで皆いい気分。 小堰堤や落ち込みでわずかながら反応はあるが、食い込まないのです。川野さんはようやっと2匹捕れた様だが、弦馬さんと僕は、沈黙。終わり間際の堰堤近くで、弦馬さんもようやく魚のスプラッシュを見ることができた。僕も痛恨のイワナ4つばらし。タイミングがぜんぜん合わないのと魚が全く食い込んで来ないのです。また出てきちゃつた重度のばらし病です。ばらした魚はでっかいよおー。(TT)グスン。この病気なかなか治んないのね。とりあえず釣り行きまくると直ってきます。そんなことで3時すぎに能竿。一路高速を帰路につく。魚は出なかったけど、気の合う先輩たちといい酒が飲め、たっぷり話ができて、天気は良かったし。魚以外の釣果甚大な幸せな釣り旅でした。みなさんお疲れです。つぎ どこさいくべか?
2001 5/3 「フライ日記番外編」
家族サービス第2弾、高萩の管理釣り場、「ふれあいの里」にやって来ました。僕と岳は釣り。あとのみんなは犬、猫、猿、豚、あひる、ウサギ、さんたちとお戯れ。 これがここのいいところです。岳は冬場の練習不足で今回はフライをあきらめ、ルアーで挑戦。 開始早々、イイサイズをゲット。得意満面、が、後が続かない。 途中あまりに釣れないので、止めてもいいよ、と言っても止めない。 釣りだけは根性あんだなおめーは、よ。
僕も朝のうちはそこそこ釣れましたが、お昼近くから激シブ。だけど常連らしきおじちゃんたちの釣ること釣ること、参った! 川ではやらない風情のおじちゃん達にはかなわんね。川が始まってからだと気合と集中力が途切れてだめです。僕って根性なし? 岳の今日の結果釣り上げ2匹ばらし10回くらい。僕は釣り上げ20くらいかな?ばらしその倍。いかにでたらめだったかわかるよね。この次はフライだけでやることを岳と約束した。練習しとけよ(▼▼)
2001 4/27
本日も晴天なり。 その言葉がうらめしい。出勤前K川で釣りをする。 家を出て15分で川の人となった。時間は6時、気温はそこそこだが風が強い。近年お気に入りのパウエルSS8034に4番ラインをセットした。 水温8度川面に日がさすまで少しの我慢。 魚は前回かなりスレ始めていることが分かったので、リーダーを14FTに調整、テイペットは6Xとして14番から開始。 始めて15分小さいライズ。すかさず18番のアダムスに落とし再キャスト。最初の魚を見ることが出来た。 相変わらず魚はいる。 川面全体に陽光がさす頃にはすっかり風も止み、背が暖かくなり快適です。 これが朝一の釣りのいいところ。気温が上がると同時に16番サイズのコカゲがハッチし始める。 そこで再びソラックスダンの16番にスイッチ。 浅い瀬を流すととたんに反応が良くなる。 釣り終わりまでの一時間半の間数尾のヤマメを取ることができた。早朝の釣りで、僕にしては上出来。 
魚はこの時期になるとさすがに抜かれて少なくなりますが、短い時間で、充分楽しむことができました。 魚が少なくなって来た分、残りの強者どもは、確実にサイズアップして来ている。 今後はシビアになって行き、釣れる数も激減しますが。 それも又自分への試金石として受け入れよう。
2001 4/21
昨日午後より突然気温が下がり、今朝の気温は2度、今日は高瀬川にやって来た。フライ仲間のオフ会です。 料理の一部担当。中央ICにて遠方よりの参加者と待ち合わせ、ポイントまで誘導し、僕は今まで殆ど入らなかったかなり下のポイントを目指す。今年は釣果のあるなしに拘らず。このポイントを自分なりに開拓するのをテーマにしている。 代掻き取水の為、水量は盛期の半分ほど、遡行は楽だが、やはり水温は相当低い。ようやくフラットで水深の浅い緩流を見つけ、レーンを流す。ヒラを打った。3度出たうちの一尾を取ることができた。 フライは14番のクイルボディソラックスダンフランクフェザーのウイングです。 流れのなかで走ってくれたので、サイズの割にはいいファイト、少し体の黒ずんだ居着きのヤマメです。そこより100bほど釣り上がると、餌士が大きな落ち込みに鎮座、そこから引き返し、帰り道ウェツトにガンダマを噛ませて探って行ったが、おみやげは頂けなかった。ほぼ一時間半の釣りを終え、集合地点へと向かった。

2001 4/20
午前6時、今年最初の出勤前早朝の釣り。 もう大丈夫だろう、と、確認の為ホームリバーにやって来た。 解禁してからここまでまとまった雨が皆無の為、前回よりさらに減水していて厳しい。 早朝の清々とした空気と森の気に包まれ、短時間の釣りに緊張が走る。 
その後40分程釣り上がる、2つ出たが、途中でUターンされてしまった。 帰り道新緑と山吹のコントラストの美しさを堪能しながら戻る、照葉樹と落葉樹の混成北限のこの山はいつ来ても楽しい。通勤で混み合う雑踏の中に僕も吸い込まれて行く。 雨よ降れ。
2001 4/16
朝5時に家を出た、朝焼けがきれいな朝で、雲一つない。 今日はかなり気温が上がりそうな気配、カーラジオもそう伝えてくれる。 いわきではもう葉桜となったが北上するにつれ桜が満開の風景へと変わっていく。当たり前のことですが、ちょつとしたタイムトリップ気分。 眠気も手伝ってかなりいい気分で現場到着。今日の川は沿岸北部のU川。堰堤が殆どなくとてもいい川です。流程が長く、渓流として色々な楽しみ方が季節に応じて楽しめる川です。 地元の有志たちの浄財で毎年放流がなされ、魚が枯渇しないようにされている川なのです。 昨年の禁猟前の最終釣行以来のご無沙汰。 又来れて良かった。また今年も宜しく。
釣り終わりの丸太橋まで、片手で足りる釣果で、サイズもいいサイズは出なかった。だけど充分楽しめた。小さいながらも、この川独特の下に潜るようなファイトを見せてくれたヤマメたち。盛期には尾の太いU川ヤマメとなってまた出会うことができると思うと。楽しみが又一つ増えました。今期あと2回は来よう。必ず。
丸太橋まで来て、背後に注意しながら竿を振っていると、手を振る人がいる。あられさんだ。愛犬ボンゴもいる。masaさんも一緒です。上がって話を聞けば僕の前にも後にも餌、フライ、とも入っているらしい。日曜もかなりの人が入ったとのこと。なーるほど。
いつになくセレクティブな訳がちょつと分かった様な気がする。腕のせいが9割ですけどね。 そのごコーヒーをごちそうになり。オフの打ち合わせ。よもやま話に花が咲いた。 また来ようこの川もいつも来るたびそう思わせる魅力に充分満ちている。
2001. 4/11 山が微笑む季節
解禁してから暖かい日が続き、釣りには絶好のコンディションです。欲を言えばまとまった雨が欲しい。川底の石にコケがついてヌルヌル状態なのです。今日は早朝の2時間を今まで釣りをしたことがない川の試し釣りに費やした。結果はオイカワ、ウグイばかりで「ボ」。暖かくなってくる9時には自宅より25分のK川に移動。いつもの区間で釣りを開始する。春先には良い釣りができることの多い釣り場だが、今年は上流の護岸工事のためか?昨年より川床が15センチは上がっている様な気がする。水量も平年に比べ1/3程度少ない。今年は早期のみで終わってしまう雰囲気が漂う。先に、フライフイッシャー人と餌釣りの人が二人ほど入っていたが、ちょつと時間おいて川に入った。解禁当初よりかなりのフライフイッシャー、餌釣り、が平日を問わず必ず入っているので、先日来たつり仲間も大分苦戦したらしい。僕には珍しい2番ロッドに16ftのリーダー、テイペット、うまく釣れればいいのだが・・・・。
魚影はかなり濃い。流せばなんらかの反応が出るが、直前で殆ど見切られていく。
今年のスレ方は普通ではない様な気がする。水量のせいか?人的プレッシャー?その両方の様な気がする。いつも通りの14-18番のアダムスパラで一区間上がったか、出るが、乗らない、バラシ、の連続。オイカワも例年よりかなり多い。ヤマメのスレ方、オイカワ、ウグイ、の量は例年の5月中旬以降という感じです。 出てくるヤマメも計ったように同じサイズ、年越しのいいサイズがいない。どうしたんでしよう?放流したヤマメしか残っていない。 これが例年通りのサイズになるまで魚自体が残っているか疑問です。水生昆虫の羽化の量も、ストマックもえらい少ない。まいったなー。気を取り直し、フライをクイルボディの細身のものに取替え、やる気のある魚だけを拾って行くことにした。魚は殆ど瀬に出ているので、リーダーを詰めて叩き上がる。ようやく何尾かのヤマメを手にしたが、オイカワも沢山釣れた。
フライをいちいち洗うのが面倒臭かった。手もオイカワ臭くて凄かったです。
今年はこの川は連休前に終わってしまうかな? そんな気がしました。川床が上がり、底石も埋まり、魚の隠れ場所が昨年より半減している。水生昆虫の羽化も異常に少ない。僕にとっては気になる川なので又来てみよう。

2001. 4/5 
今日は川で待ち合わせ、先に支流に入っていて貰い、僕が現場直行。到着するとまだ水温が低く、出が今一らしい。では、と、先に水温の上がる日当たりの良い場所に即移動。開豁な場所で風は覚悟の上。最初のポイントでNさん早速釣り上げる。調子いいね。交互につり上がります。清冽で浅い流れの為繊細なアプローチが要求されます。まさにフライのためと呼べる場所です。2時間程で行程終了、小型ながら、渓の雰囲気も相まって二人とも満足満足。
その後沢水を汲み、昼食タイム。僕は今日、早く帰らなければいけないので、そうそうビールも飲めない。ううっ残念。食後室原方面の僕のよくやるポイントを案内して、渓のほとりで別れた、盛期はまだまだこれからです。Nさん盛期の沿岸の川でまた会いましょう。 白髪で真っ白になっても遊びに来てね。お付きあいしますよ。
2001.. 4/4 早春の渓でヤマメと遊ぶ
今日は埼玉からNsinkさんが遊びに来てくれた。早朝一番でY川に入ったが、前夜の冷たい雨のせいか、水量が普段の倍ある割には低水温で歯が立たず。チビタ山女が一匹釣れたのみで早々に退散、僕のホームリバーへと向かった。4/1に下見に来た時は渇水していて釣りになるかどうか心配でしたが、来て見ると水量が倍近くに戻っている。チヤンス!とばかりに早速釣り開始。 僕は餌釣り時代から50回は来ている川なのでガイドに徹し、Nさんに先行して頂く。最初のヒラキのポイントで早速釣り上げる。さすがです。完成された自分のスタイルで淡々と釣り上がっていく。う〜ん40にして惑わず、僕も見習おう。日が高く上がる頃には汗ばむ陽気となり、7種類ほどの虫が出始め、ライズリングを見つけることはたやすい状況。僕達のフライも12-14番この時期沿岸南部ならではです。出た数は数えるのが面倒な位。しかしまだまだ出方、捕食の仕方は弱く、下手。ここの盛期は対岸から横切ってフライをひったくっていく、横っ飛び山女です。
昼食を取りながらの河畔での小宴会。話が弾みすぎて時計を見ると3時を回っている。いけねっ釣りに来たんだ。でもオヤジにはこれも釣りの一部なのです。渓風で酔いを充分醒まし、北の川へ移動。僕は一時間ほど釣りあがりましたが、2回出てUターン。うーんここは、あと2週間だな。明日の予定を打ち合わせ僕は帰宅。Nさんは星を眺めながら瀬音を枕に車中泊。これもいい。