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2002年 9月最終 今日が今年最後の釣行、早起きするつもりが寝過ごし、川に着いたのが9時半過ぎ。午後からは用事があるので早めに帰宅しなくてはいけない。最後の釣りとなると以前は血道をあげて頑張ったものだが、ここ2-3年はすっかり肩の力が抜けている。自分も枯れてきたものだと思う。 そう、別に釣れなくても良いのです。が、しかし釣りを始めると次かに次へと反応があり、そこそこ釣れてしまう。ちょつと最後にしては出来すぎている。最後の釣りなのりに釣り士の本能がもりもりと湧いて来てしまうのです。2時間半ほどで切り上げ遠野町の「うつつ庵」で絶品の蕎麦を 食し帰宅。今年釣れてくれた魚達、一緒に釣りに行ってくれた仲間達、 川と自然と釣りをさせてくれる家族に感謝致します。来年も宜しく。 |
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2002年 9/15 東京よりねもちゃん、千葉より川野さん、茨城より和田さん、いわきの私という4人の混成部隊にて出陣。和田さんとは初めてご一緒します。落ち着いた静かな丁寧な釣りは、私のがさつでせわしい釣りとは対象的。 釣り方も4人集まると色々で見ていて面白い。渓流のフライの場合 人を見て勉強するのも大事ですが、自分なりの釣れるスタイルを確立していくことも大事かな?と4人それぞれの釣りを見るとそう思う。では自分の釣りは何なのか?アバウトな釣りでしょ、たぶん・・・・、釣りの常識を踏まえて、非常識さをあえて生かしもち続けたいとも思います。今日は どこへ行っても全くの貧果、お魚さんのご機嫌すこぶる悪く、つい夕方近くまでやってしまったが結果の追加は望めなかった。こんな日もあります。釣りを切り上げ、近くの鉱泉でゆっくりと湯に漬かり、暫し歓談。 もう来年はどうしようか、どこへ行く?の話に花が咲く。ああ今期も暮れていくなあ。 |
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2002年 9/11 この川は今年はやり残しすぎたことがある様な気がしてならない。もっと友を連れ立って来たかったし、自分一人でも何一つテーマの完結ができなかった。そんなことを思いながらまだ夏の気配が残る渓に降りた。しかし何時見ても綺麗な渓です。石と水と森の織り成すコントラストに暫し釣りをする手を止めては見入ってしまいまいす。こんな風景をひとり占めして意のままに心に映すことができるだけで過ぎたる幸せというものなのか。さらに魚釣りまでも・・・。渓の美しさは魚に移る。ともいうべきか、美しい魚達。そろそろサビが入り黒ずむ季節というのにここだけは別格に綺麗です。水温とて別段低くないのだが何故。もうじき魚突きと投網が入って捕り去られていく魚達。 |
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2002年 8/25 禁漁まで秒読み、川野さんが遊びに来るとのことで、前回川野さんが単独でいい釣りをした近くの里川へ、早朝に待ち合わせ、入渓、この川は入退渓がとても楽で、温泉もあり、魚の数は解禁から禁漁まで全く心配が無い、危険な箇所も皆無。まさに私向きか? 前々日まで続いた雨のせいで、いつもよりは倍近い水量でいつになく遡行が大変です。そうこの川の欠点、石がとにかく滑るのです。水が少ない時はそうそう足を取られないのですが倍近いとなると状況は変わってきます。曇天で涼しいのが救いです。アブ、虫も殆ど見かけません。しかし魚の反応はすこぶる良く、さすがこの川、僕は暫く岩魚の釣りが 続いたのでなかなか合わせが決まりません。川野さんの的確な合わせに一歩遅れを取ってしまいます。型がちょつと小さいなあ。しかし川野さんと釣りをする様になってこの一年半、川野さん旨くなったよねぇー。年の功か? この川のフライはEHCがベストです。サイズは12-18番、ブリーチドの白いものが好反応、欲を出してナチュラルに変えると反応が薄くなります。川幅も狭い為、僕自身は14ftまでのシステムで充分かと思います。まあ最近グラスのショートロット゛ばかり使用しているので余り長いのは使いにくいのも事実なんですけどね、その分ライン操作、トリックキャストが増えて面白い?(せわしい、難しいとも言う)。 |
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本日の最大サイズのヤマメです。この川にしてはいいサイズです。 顔を入れると魚が小さく見えるので顔はトリミングしてあります。(笑)僕の腕の太さがわかっている方はサイズが想像出来ることと思います。 あいにくの増水が効を奏し、流れに乗って走り回るヤマメにスローなグラスロッドはのされ気味でなかなか魚が浮いてこなくて快感でした。カーボンよりはかなり、寄り、と浮き、が遅いのがグラスの味ですね。竹竿の固めのより遅い場合も多々あります。小さい魚しか釣れない僕には 福音の竿?(笑)でも、幸せ。お昼近くになってまた雨が降り出し、濁りが入って来ました。お腹も空いてきたので釣りはここまで。早速近くの温泉へと急ぎます。フロに漬かれば2人で「あ゛〜っ」の嘆息、雨の釣りは大変だけどフロの楽しみを倍化させますね。ゆっくりと時間をかけて酒を酌み交わしながら食事をし、河畔からの涼風を頬に受けて3時間の昼寝、まさに中年オヤジの命の洗濯か。こんな時間を持てる釣りという行為を一生愛さずにはいられない。釣れても釣れなくても釣りは幸せ。午睡から覚めれば気持ちも現実に帰る。時間が迫れば釣行という非現実の空間から脱していかなければならない。また次の釣りまでのお楽しみ。 川野さんと分岐で別れる頃には空も晴れ上がり、夕焼け空が明日を迎える支度をはじめています。 |
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2002年 7/28 7月も後半になれば、禁漁まであとわずか、お盆の人出もあるため その前にやっておきたい釣りがあります。あいにくの猛暑でとても日の 当たる川での釣行は体力を消耗してつらいだけ。ではあの川しかない、 と誰が呼んだか「みなぼ3兄弟」の集結。と・・・くれば蟹と酒は欠かせない。早朝より釣りをし、まずまずの釣果。そこそこ釣れてミナ満足。お昼ちょつと前に釣りは切り上げ、ビールで再会を祝しいつもの乾杯。釣れすぎず、釣れなくもなく、皆んな釣れて、丁度良き釣りとはこのことか? 僕達のスタイルには丁度いい釣りとなった。直射日光の当たらない 渓は、涼しい沢風を運んで、いやが応にもリラックスせざる得ない。 ああ、天然空調の心地良さ。 弦馬さんも今日初めて降ろす662のグラスロッドに岩魚がかかりニコニコです。弦馬さんの662も面白い竿です。僕と同じメーカーですが、この値段でこのアクションは、とても貴重です。竿高価であれば尊きにあらず・・・・・か? |
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本日の調理担当は僕です。(いつも?)好きでやっていることなので 苦にしたことは無い。今日のmenuは平蟹、上海風海鮮炒め、Newyorkカットの厚切りステーキのガーリックソースいつもながらの 会長ソムリエがセレクトしてきてくれたワインがこれまた旨くて酒も食事も思いのほか進む、話題も尽きることなく、気遣いなく、心おきなく話せる友をもつことへの有り難さをしみじみ感じ、心身ともリフレッシュされます。仕事以外の趣味を通した友人、趣味を持つことができる人だけの至福の財産だと思います。闘わず、争わずの趣味ならではか? 食後の後片付け後は自宅近くの「いわきゆったり館」でゆっくり温泉に入り、休憩と昼寝。極楽ここにありきか。 |
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![]() ウシシ、嬉しいとメガネが落ちるんですよ(古い) |
![]() 弦馬さんの特技。変わった魚を良く釣ります、 弦馬さん曰く「へら岩魚」???? ![]() 茹で平蟹、ミソが旨いのよねぇー。 |
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2002年 7/7
東京より釣友のねもっちゃんが遊びに来てくれました。少しでもコンディションの良い川と思い、早朝近所の川にいちかばちかの賭けで一時間ほど入りましたが、気温が高過ぎるせいか?
魚の反応殆どなしでは、と、先日の川に移動、でもやっぱり日曜、結構車が停まっています。
お目当ての区間よりちょつと上から入りましたが、餌釣り士に絶好のポイントが連続する地帯では反応ゼロ、それを過ぎると反応が出始めたのですが、又出方のきついこと。前日仲間のフライマン2人が徹底的に叩いた翌日ではなおさらです。ねもっちやんのフライも4回ほど完全に食っていたのを後ろで見ていたのですが、偏光眼鏡を忘れたので合わせがままならない様子。足で稼ぐしか無く、足早に叩きながら釣り上がりますが、反応のあるなしが極端です。どうにかこうにか2人で ぼ は免れ、真夏日の気温の中40分の林道歩きで車に到着。はぁぁぁぁっ。またまたビールがうまいんだなーこれが。水とたがわず流し込んでしまいます。 |
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このねもっちゃんの嬉しそうな顔、僕も同様でした。大汗をかいたのでその後太平洋を眺めながら温泉にゆっくり漬かり、夏の風物詩鮎釣り風景を眺めながらまたまた乾杯。またまた先日のラーメン屋さんにて乾杯。ねもちゃん曰く「ビールを作った人は天才だ!」同感。 自宅に戻り早朝出かけたせいもあり眠気が誘います。ねもちゃんは2時間のお昼寝の後帰路に着きました。のんびりした休みになったかな?
Nsinkさんとともに僕と同年生まれ、今後も宜しく。
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2002年 7/3
釣り士には勘の働く時があります、それは季節毎の、気温だったり、雨だったり、ずばりその日だったり、はたまた山勘だったりそれはその時どきでこじつける時もありますが、確定できる勘の働く場所も時にはあります。今日はそんな日のそんな場所でした。 ちょつと寝坊したがなにせ平日心配は無い、鮎が解禁となったおかげでぐっと入渓者は減るはずです。 ここからせいぜい本格的に気温が上がり始める15日ごろまでが沿岸の第二の解禁と感じています。多分他の地域はもっと良くなるのでしょうが?
あいにくの曇天、濃い霧、涼しい気温も今の時期なら全て味方となります。ほぼ確信に近い期待を持ち川に到着。水量も申し分ない、いかんせん霧が濃く、フライが見えにくいことこの上ないが、ブラインドともなってくれているので文句を言うすべは無い。
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解禁より叩かれ続けたこの川、相変わらず清冽な薄い流れです。細心の注意を払いながら細かく餌釣り士が竿を出さないポイントを中心にフライを打ち込めば、良い型の岩魚が応えてくれる、淵尻、流れ出しギリギリの釣りを僕に教えてくれた場所でもある、カナリノスローペースで3時間ほどでお目当ての数、サイズに到達した所で驟雨とも呼べる降り方の雨が舞い降りて来た。帰り道の歩き30分も久々にカッパを着て雨中を楽しんで歩く子供になった気分がします。 帰りはこの川に来た時殆ど立ち寄ってしまうラーメン屋さんで中華そばを食して帰宅。昨年と同日また自分がほんとうにリラックスできる釣りをできたことが嬉しい。 目の前でライズする魚を前に戦略を構築して釣る喜びも楽しい。が、しかし僕はなんの変化も無い流れの中から自分で予測し魚を引き出していく、ブラインドの釣り、これが面白いと感じます。当たり外れもありますけどね。![]() |
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2002年 6/16-2
今回の遠征釣行全参加者です。
左から さとう@沿岸、ねもっちゃん、弦馬さん、トシ岩魚さん、トシ2号さん、川野さん、せっちさん、前列左からShuji_skさん、Nsinkさん
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![]() こんなうまい酒飲んだこと無い!!
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2002年 6/15-16
さて15日の釣りも終り、待ち合わせの旅館に向かう、すでに到着している面々もすでに一杯やっている様子。 くつろぎ、よもやま話をしているうちに全員が揃い、全員が釣果に恵まれたことが判明。 こじんまりと佇む旅館ですが、疲れた体と胃袋を満たし明日の釣りへの活力を蘇らせるに充分なお風呂。 こんな極楽釣行はなかなかありません。 夕食を挟んだ宴会も爆笑の連続で顎関節の筋肉疲労に見舞われる。腹の底、心の底から出る笑いほど活力を漲らせるものは他に無いことを知るひと時です。 人それぞれいろいろな楽しみを選びますが、僕は釣りの楽しみを選んで後悔していません。 部屋に戻り夜半まで酒を酌み交わし、一日目の夜は過ぎて行きます。翌日は6時出発、前夜の酔いも覚めきらないが、旅館にお願いして作って頂いたおにぎりを各自持ち、旅館を全員同じ川へ向けて出発した。朝の空気がすこぶるおいしい。
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![]() 2日目の川はこの地域にしては流程も長く随一の美渓です。河畔で盛装してから記念撮影し各自分散して入渓します。僕は川野さんと上流を目指しますが、ありゃNsinkさんが釣り支度をしてます。さらに上流の好ポイントに3人を案内して下に下り釣り上がるところという所でした。では僕たち2人もこれ以上は上がれないので、結局昨日と同じ面子で釣りあがることとなったわけです。 しかしこの川は綺麗です。石が花崗岩質なので水の透明度も抜群です。小型ながら魚影の濃さは一級で岩魚、ヤマメの混棲が延々と続きます。前日の川よりは入りやすいので少しプレッシャーが高いのですが、おかまいなしに次次と釣れて、ここも交代が忙しい。1-2時間するとやっぱりこの面子だと遊びの釣りに移行してしまいます。「動画ヒットシーン撮りましょ」「もう飽きてきたなあー」「型しかいらないぞー」「やめてビール、ビール」などなど・・・・今日も好天に恵まれ暑いほどなので、一番最後が最も渇望される要望ですね。
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2002年 6/15-2
全く贅沢なことですが、2時間を過ぎる頃釣れることが当たり前になって来てしまいます。ほんとに釣り士とは気持ちの切り替えが早いものです。(笑)
デジカメでヒットシーンの動画を撮ったり、Rネットに一人ずつの魚を入れて写真撮ったり、まさに童心に帰ってしまいます。
「珍しいからみんなの魚入れて撮りましょう」(Nsinkさん) 「ほい、釣れたよ」(僕)「会長早く釣ってね、先に釣った魚可哀想だからね」
「いま釣るよ」「釣れた! あっバラシた」「ちよっと待っててすぐ釣るから・・・・」「釣れた!!」(川野さん)
なんとこの間で10分ほどです。
少し大きめ?のプールや落ち込みからは4−5匹の岩魚が釣れてきます。ちょつと一服して時間を置くとまた釣れます。ヤレヤレ一体幾つの魚が入っているのか?
下のお座り風景はちゃんと釣りをしています。僕も入れて3名この状態でもちゃんと全員に釣れてしまいます。モンカゲがかなり出ていたので出方も派出でした。
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ちょつとした支流の水路にももちろん沢山の魚が群れています。一つのフライを4-5匹の魚が争って突付き合い、結局誰も食べられない有様、落ち着け魚君。 予定していた魚止めとおぼしき地点より上がってもまだ魚がいたがナメの渓相となり魚影は薄い。道が無いので入渓地点まで川通しで戻り僕は一休み川野さんNsinkさんが釣り下って戻ってくるまで鳥の囀り、森と水の音を一人で堪能させて貰った、北海道にいた時に聞いた森の妖精コロボックルのことを思い出しました。
2人が帰って来てさあて、下った時の覚悟を実行する帰路です。ひいこら、はあこら、よっとこしょ、掴まり、踏みしめ、よじ登ります。来た道なので帰りはは時間的な目標があるので往路よりは精神的には楽ですが、体力的にはやはり倍の労力です。
道の全く無い所はやはり大変です。一時間の登りを終え、林道から車に着いたときは、さすが身軽なNsinkさんも額には大粒の汗、全員全身汗だくでした。早速の
ビール祝杯、全員から 「うぉぉおーーーっつ」の雄叫びが漏れます。間違いなく今年一番のビールです。
行って良かったNsinkさん川野さんありがとう。 その後そこを後にしてNsinkさんは2本の川を探索、僕と川野さんは山中の道端で弁当と椅子を広げ昼過ぎ酌、釣りをしていた方も、飲み食いしていた方もどちらも快適だったのは言うまでもない。
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2002年 6/15-1
カンゾウの花ももうそろそろ終盤となったこの地域のこの季節、一面に咲いていた時期よりその黄色が気持ちにいっそう焼きつきます。今回はかなりの釣果を期待できる地域なので仲間を誘い合わせ総勢9名という人数の遠征となりました。3人一組となり、僕はNsinkさん、川野さんと同行。一路源流を目指す。事前にルートは検討していた川なのですが、現地にて明確な踏跡、ルートがなかなか見つかりません、山中を行ったり来たり、あーだこーだ、と思案しながらルートを探します。方向的に間違い無きことを確認し小沢を下るルートを選びますが、踏み跡は全く無し、深い藪の急斜面を草つきにしがみ付きながら下ります。暫く行くと本流の流れの音が明確に耳にすることが出来気合が入ります。本流に出るまでの一時間、これぐらいのヤブ漕ぎと急な斜面を下るのは久し振り、フライになってから楽をしていた体には相当厳しい。しかし本流に着いてしまえば全く遡行の障害となるものは無い楽な渓相です。ホッと一息する間もなく、さすが釣り士の3人はタックルのセットに取り掛かります。 支度が出来て5メートルほど釣り上がるとすぐ釣れた。幸先の良い出だし |
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そこからは一匹交代、バラシは3回までというルールを決め3人交代で釣り上がりましたが、その交代の間隔のせわしいことこの上ありません。釣って写真を撮ったり、フライを乾かしている間にすぐに順番が回って来てしまいます。それも型揃いいで丸々と太った岩魚です。どうやら本当にベストな時期に当たってしまった様です。ラッキーでした。ストマックしなくても胃内の様子は画像の毛虫と極太のブナ虫、陸生昆虫で満たされている様でした。フライサイズ、パターンを問うわけでもなく。浮いているのはなんでも食す!!
という気概に溢れている岩魚たちです。
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2002年6/6
沿岸でも自分がまだ竿を出したことのない区間、季節によって未知数の区間というのはまだ沢山あります。この日もそんな区間に入りました。渓相抜群、人跡殆どなし、の区間なのですが、魚の反応がまずありません。大きい落ち込みに若干岩魚が群れていましたがやっと一つ捕れたのみでした。やっぱり釣れない区間、放流無き区間は皆入らないのだね。納得。しかし今日も暑かった、今年はこの気温が続く限りかなり今後が思い遣られます。梅雨が待ち遠しい。
アプローチの仕方と季節を変えて来期結果を出せる様にまた行きます。川自体は沿岸では相当綺麗な川なのです。
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2002年 6/1-2
テン場に着いてみれば僕たちが一番遅かった、すでに雑魚さん、あられさんたちは到着してくつろいでいる様子。僕も早速持参の焼豚の支度をしながら夕食の準備です。一年に何回もお会いできませんが、ちっとも懐かしい感じがしないのはやはりネットのおかげです。雑魚さんともほんとにご一緒させて頂きたいのですが、なかなか時間という奴は意地悪で引き寄せようとするとなんらかの理由をつけてすり抜けていきます。夜半まで宴会は続き、もちろん全員白河夜船。今年は突風も雨も無く天候には恵まれました。
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翌日は起きてみれば朝方の雨と突風でタープが倒れて後片付けより始まりました。皆前日の酒のせいでなかなか起きて来ません。銘々に朝食を済ませ、銘々の場所へと去って行きます。僕達は前日近辺の状況を聞いた川へ移動、渓相抜群に美しい川なのですが魚のいる区間はほんの僅か、10時半ごろから午後2時頃まで釣り上がりましたが、ぼ なしという結果のみ、天気が良すぎてちょつと厳しかったですね。この状況と最後の時間を考えても他の川に移動しても好結果は得られないという結論で、道端で遅い昼食をとり帰路に着きました。盛期と呼べるその時期にまた行ってみたい川です。
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2002年 6/1
今年初めての山形です。福島市にてせっちさんと合流し、雨中一路寒河江へ、水量が心配でしたが到着し川を車のライトで照らしてみればほぼ平水で一安心です。車中で仮眠していると関東組みの、川野さん、トシ岩魚さん、トシ2号さん到着、すでに車中は酒瓶が産卵している、これは負けてはいられないとまずは再会の祝杯を上げます。さあて泥酔釣行の始まり始まり。
夜明け前薄明るくなってきたので殆ど睡眠もとらない状態で着替える、川は水量も水の澄み具合もなかなか良い状態、期待が持てそうなのだが・・・・プールで3時間ほど粘るが、主だったハッチもライズも皆無、時折魚は見にきますが水面に浮かぶフライに一瞥をくれるだけでかなりセレクティブな状態、魚の量は相変わらず凄い、そしてC&Rが始まってから毎年厳しくなる魚の学習能力もなかなかのものです。釣り始めに小型の岩魚を一つ捕っただけ、他のメンバーもかなり苦労した模様です。
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![]() が昇り、気温が上がるにつれ水量も少しずつ増え濁りも入ってきました。最後の雪代が出ている感じです。皆で相談の上、沢の釣りに切り替え様ということで寒河江市近辺の小さな沢まで移動した。そこで2時間ほどの探釣をしたがこちらは又反応すら無い。標高の低い里川、あいにくの夏日に近い気温の好天、すでに時期は終わったかの様相です。では、と、またまた移動、通常ならとても5人で入る規模の川ではありませんが致し方なし。ほんの2時間ほどの釣りでしたがとりあえず全員が魚と出会えることができました。その後もう一本と欲張ったのですが、こちらは渓相に反してまたまた反応皆無、早起きしたので時間的には余裕がありここまでの移動をこなせたのが全員の釣果につながりました。釣りの早起きは三文どころの得ではありませんね。その後全員で湯殿山の温泉に漬かりパワー回復、大井沢のそば屋で祝杯を上げました。もうここ月山周辺には高校生の時より着ていますが、残雪の残った周辺のブナ林、山の景色は何度来ても飽きるどころか自分に生気と活力を与えてくれます。もう40も過ぎたし、半分以上これが楽しみとなっていることは隠し様のない事実です。そば屋の宴会後関東組みは日帰りのためここでお別れ、2週間後の再会を約束し、別れた。僕とせっちさんは大井沢伝承館前のテン場に待ち合わせた仲間のもとに向かいました。 |
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2002年 5/22
沿岸中央部の美渓、自宅から一時間、当初目当ての川へ向かって2時間ほどやってみたが増水のせいか? 魚が怯えきっているせいか?
反応が皆無、2年前の春以来その区間はそんな状況となってしまった。まあ、良くなる年もあるから仕方がない、後日下流部の区間に入った方がかなり良い釣りをされたと聞いて カクッ 。 そんな訳で一本隣の同じ釣り券で釣れる川へと移動。道路から川を眺める限りはかなり良い感じです。平日とあってつり人の姿は全くなし。今日はは距離を稼げると思いいつもよりかなり下から入渓、かなり増水した後ですが、水はあくまでもクリアー通常より3分ほど多いが贅沢は言ってられない。しかし何度来てもこの区間の美しさには感動してしまう。 魚がかなりいる割には反応がかなり渋いのでしばし石に腰掛け何度も一服し鳥の声、水音、風のそよぐ音、自然のかもし出す協奏曲に聞き入ってしまう。
増水の後なので大きめの水深のあるプールにはかなり大きめの魚が群れているがお昼をちよっと過ぎた時間帯では方法が無い、暫しお魚、魚ッチング、 今度夜討ちで片をつけさせて頂きます。
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2002年 5/18 Fishing trip in Island
今日はかねてより計画していたアイランドへのフィッシングトリップ、メンバーは川野さん、弦馬さん、未明に自宅に集合出発、予想されたことだが道中はかなりの雨、行き先に不安がよぎる。天気予報では行き先は小雨、回復に向かう見通し、フェリーに乗船し2時間半の船旅、目的の島が見えるころには・・・・・やっぱり降っていた、それもかなりの降りです。気象庁がうらめしい。 下船して目的の川に向かえばかなりの濁りと増水、とてもフライで釣れる状況ではない、5分も走らないうちに次の川が出てくるこの島、次々と通り過ぎますがみな似た様な状況です。 断崖を縫って走る島の周回道路は絶景をかもし出しますが、それもまともに感情の中に入ってきません、釣りに来ているのだから。 次の目的の川に到着する頃には雨も小止みになりようやくひと安心。だが!
目的の川はあまりにも峻厳なV字渓、おまけに入渓地点がよくわかりません。 ようやく安全そうなルートを見つけ釣り支度をし1キロほどの歩きで入渓しようとしましたがどうにも道がわからず、あまりにも急な斜面を降下しなくてはいけない、全く土地勘のない所だけに明るいうちに戻れないと相当の危険を覚悟しなくてはいけません。3人合意の上ここはあきらめました。虎穴に・・・の言葉もありますが君子危うき・・・の考えで一致。 これだけ川がある島です。きっと濁りの入らない川があるはず?
ひたすら南下しながら川探し、そのうちには雨も殆ど止んできました。途中一本の川で試し釣り、ここは渓魚より天然遡上の鮎だらけ500メートルほどは遡行しましたが、いかんせん水量が大すぎ濁りが一向に引けません。一時間程度でこの川を後にした。
さらに南下し、この島が2度3度目のお二人の記憶を頼りに川探しです。ありましたありました、少し水量は多いのですが、全くのクリアーな流れ、スワと入渓、時計は2時を回っていましたが、ここまで来てさすがに ぼ は勘弁です。 3人に分かれて良さそうな所から入渓しとりあえず30分様子見にやろうということにしました。僕が一番上に入ったのですが、入った地点で2−3投すると、出た!
出る出る、全てヤマメですが同じ魚が2度3度出てくるのには驚きます。そして食うのが遅い、とにかく遅い、本州のスレた岩魚より格段に遅いのです。なかなか合わせが決まらず四苦八苦します。約束の時間がとうに過ぎたのですが釣れるので釣っちゃいました(^^;;
反応が一段落した所で戻ってみるとお二人とも待っていたので×が悪い。ごめんなさいと言いつつも笑みがこぼれます。弦馬さんが一つ、川野さんはまだ釣れていないとのことで、こっからこっからとせきを立て川野さんと再入渓、弦馬さんはさらに下を目指す。魚さえいれば川野さんもここを得たりと次々と釣り上げていきます。3枚目の画像はまさにWヒット管理などでは良くあることですが、この島では2−3人分のスペースがあればトリプルヒットも可能?
5時近くとなり退渓するころにはみんな大満足、渓相抜群魚は綺麗、遡行していく上で危険な場所は全くなし、かなり水量は通常より多い様でしたが、水が引いたら?
もの凄いことになることと思います。型こそ出ませんでしたがこの島の魚影の濃さの片鱗を垣間見る様でした。時間が無く岩魚の生息域まで遡行できなかったのが残念でした。
快適な遡行が続きますが3人で釣り上がるにはだんだん狭くなって来ます。時間も迫り時計を見る回数が増えてくる、この川も岩魚のいる所までは上がる時間がない、ちょつと残念ですがもう充分です。これだけ釣れて全て天然繁殖の綺麗な魚を見れたのでなんの不満も湧かない、次回来る時への期待感で一杯になります。一時を少し回ったところで退渓しました。 川から見上げれば梅雨を経て夏を待つ緑の山と青空のコントラストが目に眩しい。
早めにフェリー乗り場に到着し乗船手続きを済ませ昼食を取りながら乾杯。各自みやげものを物色し乗船、帰路の船は日曜午後の出航とあってかなりの込み様です。またまた祝杯、佐渡の烏賊が旨い、酒が旨い 本土に到着すればまた雨模様、2時間半を経て帰宅、雨に始まり雨に終わった今回のIsland
の釣り旅、久々気の合う仲間と良い旅をしました。釣り旅は釣りのみにあらず、全てを楽しんでしまう今回の3人ならではの楽しい旅でした。みんなありがとう。
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2002年 5/9
この日記は画像なしです。ひとつだけ釣れたのですが、写真を撮る気もおきなかった一日でした。早朝出発、裏磐梯の岩魚の川です。暖かい日が釣れて来たというので、行ってみましたが・・・・先先日からの雨で増水状態、入漁証を売りに来てくれた五十嵐さんの話では大雨で奥山の雪が一気に溶けて雪代が入ったから出て来ないらしい。水温6度、終りに計っても7.5度参りました。いくら釣り上がっても魚の姿すら見えません、連休のプレッシャーで怯えきっている?
やはり水温と気温、天候のせいだろうと思います。11時頃よりかなりのハッチが見られましたが、ライズは皆無、小さい方の川に移動して一時間ほど釣り上がりましたがこちらも同様、でも2度出て来て一度バラしたのでまだマシ? 3時まで粘り状況好転しないと思えたので一路帰路に着く、高速を一時間走り、ICを降りた川でちょつとやったら小さいヤマメが釣れました。その後即帰宅。 ほ じゃなかっただけの最悪の日でした。 最盛期の良さを知っているだけに裏磐梯の川には5月後半平日再挑戦しようと考えてはいますが・・・・・。冷夏の兆候が出てきましたね、これからかなり難しそうです。
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2002年 4/26
今日は一人の釣です。早朝出発、一時間弱にて到着。先夜から予想していたが、寒い。3月中旬の平年並みの気温です。ここの所断続的に暑い?日と寒い?日が続きます。着替えながら久し振りに一人言がボソッと出ました。「今日は釣れねーべな」 来てしまったからにはやるしかない。と心を決め入渓。退渓まで3時間の釣場です。案の上魚はいるが全く出てきてくれません。暖かい日なら終りまでで必ずツ抜けするこの場所もこう寒くては方法なしです。水深が殆ど無いポイントばかりなので沈める気持ちも起きません。結局終りまで、2回出て、1つ捕れただけです。場所を変え2時間ほど粘りましたが、魚溜まりは見つけたものの、あまりにも渋いライズで一つのプールで10回ほどフライを交換しましたが捕れず仕舞い。ようし暖かい日にもう一回来ようとこの川を後にしました。
帰りがけ、14日に行った川にて一時間ほど竿を振り、小さいながら数尾のヤマメに遊んで貰いました。しかし寒かった一日でした。と・・・・自分のヘボはさておき、魚と天候のせいにしておきますね ![]() |
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2002年 4/14
弦馬さんと久々に近くの川で遊ぶことにしました。お互い勤め先が目と鼻の先、よく昼をご一緒したり、お茶を飲んだりはしているのですが、一緒に釣りにいけるのは年2-3回貴重な時間です。朝僕の家で待ち合わせ30分ほど車を走らせて入渓、上流部に入渓、先行者はなく気温もあまり低くなく、ほどよく虫が飛ぶ良いコンディションなのだが・・・・打てども反応が無い、けして魚がいないわけでは無く、プール、水深のある所には確実にいます。今日は魚の都合が良くない日なんだ、かんだ、云々二人で会話、爆笑、首を傾げ、2時間ほど釣り上がりこの場所を撤退、弦馬さんは小型の岩魚を掛けたが、僕は ぼ。
マ、マズイ。 右はウシシの弦馬さん。
では、と思いっきり下流に下がります。右岸に県道が走る一軒釣趣の湧かない流れなのですが、入渓するとなかなか良い流れが続きます。弦馬さんの一投目よりヤマメがライズしてきます。ライズした場所に慎重に再ドリフトすると、バシャツ、と出てフッキング。いゃあー見ている方も自分が釣った様に気分が良いものです。ここから一匹交代で釣り上がり、ほぼ同じ様な状態がしばし続きます。交代のペースが非常に短く大変良くできました?目的の橋まで到達し時計を見ればはや2時近く、すわと着替え昼食場所に移動、本日メニューは平蟹と海鮮パスタ、赤白ワインです。まだ咲き残った桜を眺め気分上々、ビール、ワインが瞬く間に空いていきます。いい加減酔っ払い車中で3時間の昼寝、目覚めれば6時過ぎ、夕食はラーメンを2人ですすって帰宅しました。飲みすぎ、食べ過ぎ、話し過ぎ、の一日でしたが、釣り過ぎとまでは行かず、のんびりした楽しい一日でした。
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2002年 4/2
今日は午前中家の用事を済ませ、午後よりほんの20分ほどの川へ、昨年は結構良い思いをしたが今年は、と思ったら今年は全く放流なしの状態、18センチほどの立派なオイカワ一匹に遊んでもらい、10分でその川を後にする、放流が無ければ渓魚は殆どゼロ、前年分はチャラになるという都市近郊の川の悲しい現実、されどこれが現実。ウェーダーを穿いたまま車に乗り込み15分の移動、いないはずなしの川にたどり着く。何度もしつこい様ですが、満開の山桜を見ながらの解禁2日目、ちょつと変な感じです。
水量もそこそこあり餌士が目指す上流部とは反対の最下流より釣り上がります。一投目から反応があるのが嬉しくなります。しかし・・・・
ここも例外なく浮いている餌の捕食になれていません。付場はすでに盛期の付場、瀬、瀬脇、落ち込み脇、にいます。どうにか工夫して投げ、数匹のヤマメに遊んでもらいました。一番大きいサイズで22センチほど、写真を撮る前にネットからさようなら、元気一杯です。つり初めからほんの一時間ほどの釣りでしたが、渓の今年の現状がわかり満足でした。ここの盛期は連休明けから、楽しみは後に取っておきます。自宅より20分で来れる貴重な釣り場です。
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2002年 4/1 解禁
こんな解禁日は残りの生涯で経験できるのだろうか? と思わせる日となりました。桜が咲き、ウグイスが鳴き、背に当たる日差しが汗ばむ陽気、平日休みの仲間と示し合わせて自宅より一時間弱の川に到着、さすがに早朝は若干冷え込みましたが、9時を過ぎれば全く寒さを感じない気温です。いくら平日でも解禁日、頭跳ねされるのは気分が悪い、福島市より遠征のせっちさんとコンビで入渓する。 せっちさんとは5月の山形以来、その後は管理での忘年会でお会いして以来です。入渓してスグ小型ながらヤマメがせっちさんの竿をしならせる。やった、ラッキー、思わずシェイクハンド、仲間と行く釣りはこの瞬間が楽しい。魚のサイズなんかは論外です。しかし・・・その後は激シブ状態、投げども投げども、殆ど反応がなし、参りました。午前中は僕は見事 「ぼ」 です。しかしこれだけ竿振り練習もせず、ケバリも巻かず迎えたのも初めてでした。11月よりヘルニアによる腰痛がひどく、今年は釣りをあきらめようかとも思いましたが、年明けより経過が良く、なんとかなるべ?
の状態まで持って来れただけで幸せです。今年も川に還って来れた。そんな思いが満ち渡ってきました。竿も振ってみれば、しっかり体が覚えていました。釣り士って川にいれば元気になってしまうものなのですね。2番目の画像はせっちさんの「福島解禁記念第一号山女魚」です。さて、午前も10時を回り待ち合わせ時間が近づいてきました。別のNsinkさん組との待ち合わせ場所に行って見ると、まだ来ていません、果たして釣れているのかな?
とパンをかじりながら待っていると2人が帰ってくる、やはり天気のわりにかなり渋く、2人でやっと一つということでした。 4人でテーブルを囲みビールサーバーが登場、2リットルがあっという間に空になり、いつもならこの辺でとめどなくなり(^^;;
このまま沈没というところですが、解禁日です。皆釣る気満々、早々に片付け3人は最上流を目指します。 僕は冬場下見をしていたちょつと気になる場所があり最下流に一人で入渓、いたいたいました。2時間ほどで納竿しましたが、14-16番のエルクヘァカディスで充分楽しむことができ、解禁の本懐?を果たすことができました。 まだまだ小さく、浮いた餌を捕るのが上手でなく食べさせるのに苦労する、無垢なヤマメ、フライを選び、手強くなる頃にはもっと手ごたえを感じさせて応えてくれることでしょう。上流を目指した3人も好結果を得られた様で申し分のない解禁日を終えることができました。ちょつと出来すぎ?
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